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更新日付:2024年3月8日 / ページ番号:C086072
令和5年のさいたま市では、313件の火災が発生しました。
出火原因として多い原因は、
第1位 たばこ 51件 16.3%
第1位 放火(疑い含む) 42件 13.4%
第3位 こんろ 32件 10.2% となります。
また、冬の時期にはストーブ火災が多発していました。ストーブの周りに燃えやすい物を置かないようにお願いします。
火災による死者は14名発生していますが、そのうち11名が住宅火災により発生しています。
また11名のうち10名が高齢者でしたので、高齢者の方、高齢者が身内にいる方は特にお住まいの防火対策をご確認ください。
1.住宅用火災警報器を設置する。
火災に早く気付くために、住宅の寝室と寝室がある階の階段に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。
市内火災のデータを基に、住宅用火災警報器を設置している住宅と設置していない住宅を比較すると、なんと死者は約4割減、焼損床面積は約8割減という結果となりました。
大事な家族や家を守るため、住宅用火災警報器を設置しましょう!
2.カーテンやカーペットなどに防炎品を使用する。
防炎品とは、カーテンやカーペットなどを燃えにくく加工したもののことを言います。
カーテンやカーペットなどに炎が移り、火災を拡大させてしまうケースが多くあるため、それらに防炎品を使用することで火災の拡大を防ぐことが期待できます。
また、防炎品のエプロンを使用することで、料理中に発生することが多い着衣着火への対策も行うことができます。
「 百聞は一見に如かず」ですので、動画でその性能をご確認ください。
https://youtu.be/k3GbV00hvx0 |
3.ソフト面
ソフト面、つまり、心掛けも火災を防ぐうえで非常に重要となります。
(住宅防火の手引き)では、火災を防ぐ上での重要な心掛けをイラストを交えて紹介しています。
また、以下のリンクでは普段は目にすることがない、火災発生の模様を紹介する動画などを掲載していますのでご参照ください。
~出火原因動画を配信しています~
火を使わないから安全?電子レンジの使い方に注意してください!
住宅でも、それ以外の建物でも、火災から命を守るために重要なこととして避難経路の整理をすることも挙げられます。
避難経路とは主に階段や廊下のことを言い、火災時に避難経路を通行することができずに命を落としたり、避難経路に置かれた物などに放火され命を落とすケースが多発しています。
2001年(平成13年)に発生した新宿歌舞伎町火災では44名の死者が発生しましたが、多くの死者を出した理由として避難経路が整理されていなかったことが挙げられています。
ビルの入居者などは今一度、避難経路の整理をしてください!
「令和6年能登半島地震」をはじめとした大規模地震では、火災による被害も多く発生しています。
さいたま市防災展示ホールでは、火災や地震等が発生した際の知識を学んだり、疑似体験をすることができます。
また、防災展示ホール職員による起震車の運行も行っています。
是非、1度ご体験いただき、防災について考えてみましょう!
さいたま市防災展示ホール
起震車について
避難するときにはブレーカーをOFFに!
消防局/予防部/予防課
電話番号:048-833-7509 ファックス:048-833-7529